沖縄県立郷土劇場 平成19年度かりゆし芸能公演(琉球舞踊)の詳細 主催:沖縄県・ピーアールプロモーション沖縄LLP
平成20年2月1日(金)公演
平成19年度 第39回(通算708回)
みやぎほんりゅう おおとりのかい
宮城本流 鳳乃会
〜 春に織りなす舞模様 〜
公演は大盛況のうちに終了しました。
ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
写真と解説でお楽しみ下さい。
・地謡名簿/会の活動歴
公演プログラム
1 かぎやで風(かじゃでぃふう)/古典・祝儀舞踊
[踊り手] (老人)前原輝雄 (老女)糸数昌益 (親雲上)玉城圭子 (嫁)照屋由紀乃
[踊り手] (若衆)古謝渚 (若衆)玉那覇聡子
宮城本流 鳳乃会 かぎやで風(かじゃでぃふう)
『今日の嬉しさは、何にたとえることができようか』と、祝宴の座開きに踊られます。王朝時代には、長寿・富・子孫繁栄を込めた老人踊りとして国王の前で演じられました。日本の脇能、「高砂」の影響を受けています。
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2 上り口説(ぬぶいくどぅち)/古典二歳踊り
[踊り手] 宮城聖乃 赤嶺なつき、他4名
宮城本流 鳳乃会 上り口説(ぬぶいくどぅち)
二歳踊りの代表的なもので、大和風芸能に空手を取り入れた勇壮活発な踊りです。薩摩(さつま)への出立の時、首里の観音堂を出て、薩摩山川港までの道中の様子や旅の胸中を口説に折り込んで振付けたものです。歌詞には、懐かしい風物が詠み込まれており、旅路の進行が臨場感をもって浮かびます。
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3 本貫花(むとぅぬちばな)/古典女踊り
[踊り手] 嘉手苅幸代
宮城本流 鳳乃会 本貫花(むとぅぬちばな)
紅白の貫花を肩にかけ、紅型衣装を身につけて踊ります。「金武節(ちん ぶし)」の桜をすくう歌詞の所では、抱き手の表現をします。「白瀬走川節(しらしはいかー ぶし)」では、貫花を両手に持って軽やかに踊り、『白糸貫花やよ得れわらべ』では貫花を放り出すなどの独特な演出があります。若い女性のはずむような心が、可愛らしい貫花とともにさわやかな印象を与えます。
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4 江佐節(えさぶし)/古典二歳踊り
[踊り手] 前原輝雄 與那覇桂子、他2名
宮城本流 鳳乃会 江佐節(えさぶし)
「沈香や伽羅を焚く晴れのお座敷に出て、踊る我が袖に香の薫りが焚きこめられてすばらしい」という喜びを、凛々しく、手踊りと扇子で表現します。
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5 川平節(かびらぶし)/雑踊り
[踊り手] (男)宮城能麗 (女)宮城能香
宮城本流 鳳乃会 川平節(かびらぶし)宮城本流 鳳乃会 川平節(かびらぶし)
遊女(ゆうじょ)に恋をした士族 里主(さとぅぬし)は、身分の違いから、ままならぬ恋だと遊女にすげなく断られ、思い余って死を選ぼうとします。遊女は、里主の真剣な思いに心を深く動かされます。互いに気持ちを通わせることとなった二人は、この出会いを天の助けと感謝し、晴れ晴れとして、踊り連れ立って帰ります。
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6 四つ竹(ゆつぃだき)/古典・祝儀舞踊
[踊り手] 照屋由紀乃 古謝徳子、他7名
宮城本流 鳳乃会 四つ竹宮城本流 鳳乃会 四つ竹
南国沖縄の象徴である赤い花と青い海をあしらった花笠をかぶり、華やかな紅型衣装を身に着けて、二枚の赤い竹片からなる四つ竹を両手に持ち、カチカチと鳴らしながら、晴れやかな席で踊る喜びを表現します。
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7 金細工(かんじぇーくー)/雑踊り
[踊り手] (加那兄=かなーひー)嘉手苅林一 (真牛=もーさー)糸数昌益
[踊り手] (阿母=あんまー)糸数昌益
宮城本流 鳳乃会 金細工(かんじぇーくー)宮城本流 鳳乃会 金細工(かんじぇーくー)
金細工とは、かんざし等を作る細工職人(さいくしょくにん)のことを言います。那覇の辻(ちーじ)=遊郭(ゆうかく)を舞台に、細工職人で道楽者の加那兄(かなーひー)が遊郭の女、真牛(もーさー)を一ヶ月も連れ歩き、そのあげくに揚げ代(遊女などと遊ぶための代金)も工面できず、那覇の泊高橋(とぅまい たかはし)から身を投げようとします。
これを見かねた真牛は、加那兄の面目を施すため、蓄えていたお金を惜しげもなくはたき、抱え親である遊郭の阿母(あんまー)に揚げ代を払う。という舞踊劇です。
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8 群星(むりぶし)/創作舞踊
[作詞] 新里春加    [作曲] 多宇清成    [振付] 新里春加
[踊り手] 新里春加
宮城本流 鳳乃会 群星宮城本流 鳳乃会 群星
愛をテーマにした踊りです。愛しい人とめぐり合えたことに感謝し、その喜びを、星の輝きのように永遠に忘れずにいます。という女性の心情を表現します。
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9 浜千鳥(はまちどり)/雑踊り
[踊り手] 根路銘広美 嘉手苅幸代、他2名
宮城本流 鳳乃会 浜千鳥(はまちどり)
故郷を遠く離れ、そこに残した人々を偲ぶ心情や郷愁を、浜辺で群れ遊ぶ千鳥の様子に託して踊ります。大地を軽やかに踏みしめる足使いは、庶民の姉子踊り(あんぐゎ うどぅい)をアレンジしたもので、帯を使わずに着こなすウシンチーは、沖縄独特の着付けです。
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10 道輪口説(みちわ くどぅち)・鳩間節(はとまぶし)/雑踊り
[踊り手] 家元 宮城能鳳(人間国宝)
宮城本流 鳳乃会 道輪口説 鳩間節宮城本流 鳳乃会 道輪口説 鳩間節
「道輪口説」は、組踊「義臣物語」の中で、七・五調の口説形式で歌われる歌詞に振り付けたをしもので、「秋の踊り」とも呼ばれます。古今調の花鳥風月の風情を、二歳風に優雅な扇子舞で表現します。
「鳩間節」は、八重山諸島西表島(いりおもてじま)の北方にある鳩間島の結願祭(きつぐゎんさい)を詠んだものです。稲や粟の稔りを神に感謝して奉納されるゆっくりとした調子の踊りですが、沖縄本島では早弾きの軽快なテンポに合わせ、二歳踊りの「前の浜(めーぬはま)」と日本舞踊のカッポレを取り入れた振り付けになっています。
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11 しゅんどう/古典打組踊り
[踊り手] (美女)古謝徳子    照屋由紀乃    (醜女)與那覇桂子    知念千代美
宮城本流 鳳乃会 しゅんだう
美女二人に醜女二人の四人で踊る打ち組み踊りです。心豊かに優雅に踊る美女と、おどけて悪態をつきながらも明るくユーモラスに踊る誠実な醜女との対比が見所です。古典舞踊の中では、唯一仮面を使う演目で、御冠船踊り(うかんしん うどぅい)では最後に踊られたので「御後段踊り(うぐだん うどぅい)」と呼ばれました。
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12 組踊構成舞踊 謝名兄弟
[踊り手] (謝名の子=じゃなぬしぃ)嘉手苅林一    (慶雲=けいうん)新垣悟
宮城本流 鳳乃会 謝名兄弟宮城本流 鳳乃会 謝名兄弟
この作品は組踊「万歳敵討」を舞踊化したもので、四段で構成されます。高平良御鎖(たかでーら うざし)に父親(大謝名の比屋=おおじゃなぬひや)を殺された兄弟、謝名の子(兄)と慶雲(弟)が仇討ちに旅立つ場面、旅芸人に扮して御鎖の前で芸を披露する場面、空手を真似た手踊りで御鎖の隙をうかがう場面、最後に本懐を遂げる場面。歯切れのよい口調と、活発な所作で、兄弟の心意気を表現します。
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13 遊び太鼓(あしび でーく)/創作舞踊
[作詞・選曲]前原信喜    [振付]根路銘広美
[踊り手] 根路銘広美 西潟祐子 他7名
宮城本流 鳳乃会 遊び太鼓宮城本流 鳳乃会 遊び太鼓
「村はじし節」「ちばり節」「越来(ぐぃく)節」の三曲構成で、採物の締太鼓を打ち鳴らしながら、勇壮活発な動きで楽しく踊ります。
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14 総舞踊 フィナーレ ヘイ! しんかぬ達(しんかぬちゃー)
[作詞・作曲]国吉護    [振付]宮城能鳳
[踊り手] 古謝徳子 照屋由紀乃、他12名
宮城本流 鳳乃会 ヘイ!しんかぬ進(しんかぬちゃー)宮城本流 鳳乃会 ヘイ!しんかぬ進(しんかぬちゃー)
共に働き共に喜び、時には酒を酌み交わし、歌と踊りに興じる若者たちの心意気を手巾(てぃーさーじ)に託し、軽快な曲に乗せて、賑やかに踊ります。
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地謡 歌・三線 上間克美 島袋功(以上 野村流音楽協会 師範)
仲村逸夫 新垣俊道(以上 野村流古典音楽保存会)

与座末子(琉球筝曲興陽会)
入嵩西諭
太鼓 新里哲志(光史流太鼓保存会)
監修 宮城能鳳(宮城本流 鳳乃会 家元)
舞踊指導 根路銘広美(宮城本流 鳳 煽の会 会主)
嘉手苅幸代(宮城本流 鳳 綾羽乃会 会主)
地謡指導 上間克美(野村流音楽協会 師範)
賛助出演 上原輝一 當山毅晋 赤嶺豪 平良奈津美(鏡原鯨太鼓)
アナウンス 山城亜矢乃(大比満之会)
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会の活動歴
1970年 ・宮城本流 鳳乃会  宮城能鳳組踊琉舞研究所 開設
1999年 ・国立劇場5月舞踊公演「道成寺の舞踊」出演
2000年 ・宮城能鳳 組踊研究会“披”鳳組踊公演会 開催
2001年 ・国立劇場(東京)琉球舞踊公演 「琉球王朝の芸能・戌の御冠船」出演
2002年 ・日韓古典芸能祭2002(韓国・日本)「琉球舞踊・狂言・韓国宮廷舞踊」競演
2004年 ・国立劇場おきなわ  開場記念公演「組踊 今・昔・未来」出演
・国立文楽劇場開場20周年「名流舞踊鑑賞会 〜琉球舞踊と上方舞踊〜」競演
2005年 ・国立文楽劇場・日韓友情年2005「日韓琉の名流舞踊鑑賞会」出演
・アジア古典舞踊祭 「琉球王朝の舞踊」出演(琉球・韓国・日本・タイ・バリ参加)
2007年 ・第4回 ソウル国際舞踊コンクール招聘 式典舞踊出演及び審査委員拝任
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サイト内の目次
 ・かりゆし年間スケジュール
 ・チケット情報(割引有ります!)
 ・沖縄県立郷土劇場のページ
 ・沖縄芝居萌葱の会のページ
かりゆし芸能公演の目次
 ・4/13 渡嘉敷流 あけぼの乃会
 ・4/20 宮城流 朱之会
 ・4/27 島袋流 千尋会
 ・5/4 琉球民謡伝統協会
 ・5/11 琉舞 寿乃会
 ・5/18 玉城流 円の會
 ・5/25 玉城流 冠千会
 ・6/1 柳清本流 柳の会
 ・6/8 玉城流 喜納の会
 ・6/15 玉城流 煌扇会
 ・6/22 玉城流 敏風会
 ・6/29 八重山伝統舞踊勤王流 トキの会
 ・7/6 柳清本流 末乃会
 ・7/13 8/31に変更になりました
 ・7/20 安座間本流
 ・7/27 沖縄伝統舞踊保存会
 ・8/3 伝統組踊保存会
 ・8/10 勤王流 八重山舞踊保存会
 ・8/17 島袋本流 紫の会
 ・8/24 おやすみです
 ・8/31 親泊流 八重の会
 ・9/7 玉城流 玉扇会
 ・9/14 琉舞 道扇会
 ・9/21 美和の会
 ・9/28 秋の特別公演 演劇 1日目
 ・9/29 秋の特別公演 演劇 2日目
 ・10/5 宗家眞境名本流 眞薫会
 ・10/12 玉城流 華豊の会
 ・10/19 玉城流 てだの会
 ・10/26 玉城流 扇寿会
 ・11/2 柳清本流 紋園舞志乃会
 ・11/9 玉城流 七扇会
 ・11/16 真南風流 美ら会
 ・11/23 玉城流 翠扇会
 ・11/30 琉舞 藤の会
 ・12/7 舞踊集団 花やから
 ・12/14 貞扇本流 貞扇会
 ・12/21 松含流
 ・12/28 おやすみです
 ・1/4 おやすみです
 ・1/11 渡嘉敷流 守藝の會
 ・1/18 乙女椿
 ・1/25 玉城流 翔節会
 ・2/1 宮城流 鳳乃会
 ・2/8 真踊流
 ・2/15 真境名本流
 ・2/22 真南風流 真紀の会
 ・2/29 琉舞 にぬふぁぬ会
 ・3/7 春の特別公演 太圭流 華の会
 ・3/14 春の特別公演 演劇 1日目
 ・3/15 春の特別公演 演劇 2日目
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