沖縄県立郷土劇場 平成19年度かりゆし芸能公演(琉球舞踊)の詳細 主催:沖縄県・ピーアールプロモーション沖縄LLP
平成19年11月23日(金)公演
平成19年度 第31回(通算700回)
たまぐすくりゅうすいせんかい きんじょうせいいちくみおどりりゅうぶどうじょう
玉城流翠扇会 金城清一組踊琉舞道場
金城清一組踊会
〜 組踊と踊り 〜
・公演プログラム ・地謡名簿・会の活動歴
アンケート
寄せられたアンケートからコメントの一部を抜粋しました。

・古典二歳踊りの「麾(ぜい)」が面白かった。金細工(かんじぇーくー)も意外に面白かった。また見たいです。[沖縄県/女性/10代]

・古典舞踊と雑踊りの組み合わせが大変良かった。組踊も拝見できて楽しかった。[沖縄県/女性/60代]

・沖縄旅行は初めてでした。沖縄の特徴を知る為にここへ来ました。踊り手の手の動き(指先までの動き)がとてもきれいでした。まねをしてみましたが、うまくできませんでした。小僧3さんがかわゆかったです。1の小僧さんは大仏さま似でした。[神奈川県/女性/40代]

・衣装(紅型、琉球絣)がとてもきれいでした。また、細帯の結び方が前で結んであったのも初めて見ました。いろいろな衣装があり、びっくりしました。[山梨県/女性/50代]

・初めて鑑賞の機会を得ましたが、豊かな表現力の備わった、非常に魅力的な芸能だと感動しました。[東京都/男性/50代]
・地謡名簿/会の活動歴
公演プログラム
1 稲まづん(いにぃまづぃん)/古典女踊り
[踊り手] 志慶真京子 藤田洋子
かりゆし 琉球舞踊 玉城流翠扇会 稲まづぃんかりゆし 琉球舞踊 玉城流翠扇会 稲まづぃん
稲真積とは、収穫した稲束を積み上げた様子を言います。今年の稲は、豊作で蔵に積み余しています。蔵からあふれた稲は、塚のように真積にしましょう。と、五穀豊穣を願う気持ちを良く表現した踊りです。右手に稲穂を持ち、豊かな実りの様を「稲真積節」と「早竹田節(はいつぃくてんぶし)」で踊ります。
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2 秋の踊り(あきのおどり)/雑踊り
[踊り手] 上間妙子 富浜文子、他1名
かりゆし 琉球舞踊 玉城流翠扇会 秋の踊り
山々の景色も赤く照り映えて秋の気配、紅葉狩りにふさわしい季節が訪れて心が躍ります。七・五調の口説形式に古今調の花鳥風月……、雅やかな風情を、組踊り、「義臣物語」に使われている「道輪口説」で優雅に、二歳踊風に扇子舞で踊ります。
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3 花風(はなふう)/雑踊り
[踊り手] 金城清一
かりゆし 琉球舞踊 玉城流翠扇会 花風
那覇の三重城(みーぐしく)の丘で、愛しい人の船出を人目を忍んで見送る様子を踊りにしたものです。前段の「花風節」では、花染手巾(はなずみてぃさーじ)をそっと振り、愛しい人の船影を追います。後段の「述懐節(しゅっくぇーぶし)」では、愛しい人の帰りを待ちわびる、女性の切ない思いを表現します。この踊りは、本来、女性が踊ることで、その内面を効果的に表現したものですが、本日は、家元 金城 清一が雑踊りにおける女型を演じます。
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4 麾(ぜい)/古典二歳踊り
[踊り手] 志慶真京子 蔵元昌子
かりゆし 琉球舞踊 玉城流翠扇会 麾
麾は、本来は、軍勢の指揮を取り合図を送るための采配用具でしたが、琉球舞踊では太平の世を寿ぐ、おめでたい小道具として用いられます。踊りは、前半では、空手の型を基礎にした手踊り。後段では、緊張感のあふれる足さばきで勇壮活発に麾を打ち振ります。
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5 金細工(かんじぇーくー)/雑踊り
[踊り手] (加那兄(かなーひー))藤田佳子 (真牛(もーさー))幸喜菊枝
[踊り手] (アンマー)永山マサ子
かりゆし 琉球舞踊 玉城流翠扇会 金細工
金細工とは、かんざし等を作る細工職人のことを言います。那覇の辻(遊郭)を舞台に、細工職人で道楽者の加那兄が遊郭の女、真牛を一ヶ月も連れ歩き、そのあげくに揚げ代(遊女などと遊ぶための代金)も工面できずに那覇の泊高橋から身を投げようとします。これを見かねた真牛は、蓄えていたお金を惜しげもなくはたき、加那兄の面目を施すため、抱え親である遊郭のアンマーに揚げ代を払う。という舞踊劇です。
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6 執心鐘入(しゅうしんかねいり)/組踊
[踊り手] (中城若松(なかぐしくわかまち))上地 美智子
[踊り手] (宿の女(やどぅぬおんな))玉城 敦子
[踊り手] (座主(ざしゅ))糸満盛幸
[踊り手] (小僧(くずう)1)大城常政
[踊り手] (小僧2)玉城匠
[踊り手] (小僧3)大城沙都稀
かりゆし 組踊 玉城流翠扇会 執心鐘入
玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)の五作品の内のひとつです。
組踊の多くが仇討ちものであるのに対して、執心鐘入は人々の共通のテーマである「男と女の愛情」を扱った文芸作品です。

楽曲構成は、四曲。
「金武節(ちんぶし)」では、首里へ登城する若松の道中。そして、かろうじて一夜の宿を得る様子を。

「干瀬に居る鳥節(ふぃしをぅとぅいぶし)」では、若松に対する宿の女の切ない深い思慕の情を。

「七尺節(しちしゃくぶし)」では、叶わぬ恋に陥ちた女の執心と情に惚らされた小僧達が軽率にも女を寺に入れてしまう様子。

「散山節(さんやまぶし)」では、「蛇」に具現化した鬼女という「女の性(さが)」を、狂気の沙汰を……。法力で退散させられる鬼女の苦しみを。「思いはあっても、儘ならぬ世間。焦がれ死ぬ辛さ。一人、辛さ。」と表現します。

[ 第1幕 ]
かりゆし 組踊 玉城流翠扇会 執心鐘入かりゆし 組踊 玉城流翠扇会 執心鐘入
美少年の誉れ高い中城若松は、首里王府へ奉公に上がる途中、日が暮れたために村はずれの民家に一晩の宿を乞います。親の留守を預かる女は、身も知らぬ者を泊めるわけには行かない。と断るが、身を明かす若松が噂の美少年と知るや、心浮き立って招き入れる。

疲れ、休む若松に言い寄り、なおも親しくなりたいと迫り来る宿の女。身の危険を感じて宿を飛び出した若松は、必死の思いで夜の闇を逃げ走る。宿の女は、執念と化して若松を追います。

『悪縁であっても二人はすでに結ばれている 離そうとしても離せるものではない
『悪それでもこの縁を振り捨てるというならば 一緒に死ぬまでだ』 (干瀬に居る鳥節)

[ 第2幕 ]
かりゆし 組踊 玉城流翠扇会 執心鐘入かりゆし 組踊 玉城流翠扇会 執心鐘入
若松は、宿の女の度を越えた執心さに驚き、必死の思いで末吉(すえよし)の寺に逃げ込む。
事情を知った座主は、鐘の中に若松を隠し、女が尋ねて来ても、鐘には近づかせないよう小僧達に指示します。

[ 第3幕 ]
かりゆし 組踊 玉城流翠扇会 執心鐘入かりゆし 組踊 玉城流翠扇会 執心鐘入
宿の女が、若松をさがして寺に訪ねて来る。 慈悲深い小僧達は、女の言う恨めしさと色香に魅かされ、女を寺内に入れてしまう。

『露のようにはかないな身ではあるけれど この思いが叶わないというならば
『露あの方をさがしあてて 一緒に死んだほうがましだ』 (七尺節)

若松に会えない恨めしさ、たぎる執念から女はたちまちと「蛇」に化し、執拗に鐘にまとわりつく。驚き駆けつけた座主は、荒れ狂う鬼女を追い払うべく小僧達とともにお経を唱える。

『あの方とはご縁が無くなり ひとり焦がれたまま死ぬのは辛い』 (散山節)

鬼女は、法力に屈して、この世の無念さに力なく寺を去る。

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地謡 歌・三線 瑞慶覧長仁 浜元盛爾 仲原善光 島袋朝夫
(琉球古典音楽安冨祖流絃声会)

仲宗根巴津美(琉球箏曲興陽会)
宮城英夫(琉球古典音楽安冨祖流絃声会)
胡弓 東江粂雄(琉球古典音楽安冨祖流絃声会)
太鼓 宮城英夫(琉球古典音楽安冨祖流絃声会)
監修 金城清一(玉城流翠扇会 金城清一組踊琉舞道場 家元)
舞踊指導 金城清一(玉城流翠扇会 金城清一組踊琉舞道場 家元)
地謡指導 玉城正治(琉球古典音楽安冨祖流絃声会)
アナウンス 宮城昭美
・ページのトップ ・公演プログラム
会の活動歴
1971年 ・玉城流 金城清一舞踊道場 開設
1990年 ・第1回 舞踊発表会(沖縄市)
1991年 ・沖縄県伝統舞踊保存協会 定期公演(以降毎年公演)
2000年 ・金城清一組踊会 発足
2001年 ・第1回 組踊会 公演(以降毎年公演 2006年迄)
2004年 ・平和祈念堂捧納舞踊
2005年 ・琉球フェスティバル 子供舞踊大会 組踊執心鐘入を子供達が実演
2006年 ・新作組踊「鬼大城」上演(沖縄・大阪)
2007年 ・安冨祖流80周年公演
・野村流組踊研究 舞踊研究発表会
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サイト内の目次
 ・かりゆし年間スケジュール
 ・チケット情報(割引有ります!)
 ・沖縄県立郷土劇場のページ
 ・沖縄芝居萌葱の会のページ
かりゆし芸能公演の目次
 ・4/13 渡嘉敷流 あけぼの乃会
 ・4/20 宮城流 朱之会
 ・4/27 島袋流 千尋会
 ・5/4 琉球民謡伝統協会
 ・5/11 琉舞 寿乃会
 ・5/18 玉城流 円の會
 ・5/25 玉城流 冠千会
 ・6/1 柳清本流 柳の会
 ・6/8 玉城流 喜納の会
 ・6/15 玉城流 煌扇会
 ・6/22 玉城流 敏風会
 ・6/29 八重山伝統舞踊勤王流 トキの会
 ・7/6 柳清本流 末乃会
 ・7/13 8/31に変更になりました
 ・7/20 安座間本流
 ・7/27 沖縄伝統舞踊保存会
 ・8/3 伝統組踊保存会
 ・8/10 勤王流 八重山舞踊保存会
 ・8/17 島袋本流 紫の会
 ・8/24 おやすみです
 ・8/31 親泊流 八重の会
 ・9/7 玉城流 玉扇会
 ・9/14 琉舞 道扇会
 ・9/21 美和の会
 ・9/28 秋の特別公演 演劇 1日目
 ・9/28 秋の特別公演 演劇 2日目
 ・10/5 宗家眞境名本流 眞薫会
 ・10/12 玉城流 華豊の会
 ・10/19 玉城流 てだの会
 ・10/26 玉城流 扇寿会
 ・11/2 柳清本流 柳清会
 ・11/9 玉城流 七扇会
 ・11/16 真南風流 美ら会
 ・11/23 玉城流 翠扇会
 ・11/30 琉舞 藤の会
 ・12/7 舞踊集団 花やから
 ・12/14 貞扇本流 貞扇会
 ・12/21 松含流
 ・12/28 おやすみです
 ・1/4 おやすみです
 ・1/11 渡嘉敷流 守藝の會
 ・1/18 乙女椿
 ・1/25 玉城流 翔節会
 ・2/1 宮城流 鳳乃会
 ・2/8 真踊流
 ・2/15 真境名本流
 ・2/22 真南風流 真紀の会
 ・2/29 琉舞 にぬふぁぬ会
 ・3/7 春の特別公演 太圭流 華の会
 ・3/14 春の特別公演 演劇 1日目
 ・3/15 春の特別公演 演劇 2日目
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