沖縄県立郷土劇場 平成19年度かりゆし芸能公演(琉球舞踊)の詳細 主催:沖縄県・ピーアールプロモーション沖縄LLP
平成19年8月3日(金)公演
平成19年度 第16回(通算685回)
でんとうくみおどりほぞんかい
伝統組踊保存会
〜 組踊若手競演 〜
アンケートに寄せられたコメントを抜粋しました。

・みな男性ということにびっくりしました。とても美しく、楽しめました。[愛知県/女性/40代]

・男性が演じているとは思えない身のこなしが、優しい女性を思わせ、心に残りました。[沖縄県/女性/20代]

・今回初めて参りました。初心者でもわかりやすい解説で非常に楽しめました。ありがとうございました。また、都合をあわせて来たいと思います。[沖縄県/女性/20代]

・とてもすばらしいです。踊りも女性らしくすてきでした。組踊もよかったです。[沖縄県/女性/40代]

・興味深い経験でした。所作が美しかった。面白い![東京都/女性/50代]

・満席になることを期待します。沖縄の人が組踊に関心を持ってくれればと思います。[東京都/男性/50代]

・地謡の皆さんはメガネをとってほしいです。立ち方さんがキレイにしていても、メガネで一気に現実に引き戻されてしまいます。[沖縄県/女性/20代]
・地謡名簿/会の活動歴
公演プログラム
1 若衆ゼイ/古典若衆踊り
[踊り手] 石川直也 具志幸大
伝統組踊保存会 若衆ゼイ 伝統組踊保存会 若衆ゼイ
「ゼイ」とは、竹の棒に紅白の布をつけた小道具のことです。「ゼイ」踊りには、二歳(にせー)踊りと若衆踊りの二通りあります。きびきびした振りの二歳ゼイに対して、若衆ゼイは、おだやかな振りと動きで一貫しています。二本のゼイを持つ手には喜びが満ち溢れており、若衆のはればれとしたいかにも幸多き姿にも紅白の色紙が重なって、舞台を華やかにする踊りです。
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2 かせかけ/古典女踊り
[踊り手] 大湾三瑠
伝統組踊保存会 かせかけ
綛掛(かしかき)とは、布を織るための糸を糸巻き(綛掛)に巻きつけていく作業を言います。いとしい夫に思いをはせ、糸を掛けていく様子を踊ります。思う人のために極上の着物を作りあげていく、という女の一途さが見られる踊りです。本日は、「千瀬節(ふぃしぶし)」、「七尺節(しちしゃくぶし)」に、入羽では「さあさあ節」を使う三曲構成で踊ります。
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3 むんじゅる/雑踊り
[踊り手] 阿嘉修 新垣悟 嘉数道彦
伝統組踊保存会 むんじゅる
粟国島の伝説と民謡に取材して、明治時代に創作された踊りです。むんじゅるとは麦わらの芯で作った平笠のことで、これを愛しい人から贈られたムラの娘の恋心を表現します。「早作田節(はいつぃくてんぶし)」、「むんじゅる節」、「揚芋の葉節(あぎんむぬふぁぶし)」、「月の夜節(ちちぬゆぶし)」の四曲で構成されています。
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4 金細工(かんじぇーくー)/雑踊り
[踊り手] (加那兄)神谷武史  (真牛)東江裕吉  (アンマー)平田智之
伝統組踊保存会会 金細工
金細工とは、かんざし等を作る細工職人のことをいいます。那覇の辻(遊郭)を舞台に、加那兄という道楽者の細工職人が真牛という遊郭の女を一ヶ月も引きまわしたあげくに、その揚げ代を工面できず、那覇の泊高橋から身をなげようとしますが、真牛は蓄えていたお金を惜しげもなくはたき、抱え親である遊郭のアンマーに揚げ代を払って、加那兄の面目を施します。三人で踊る舞踊劇です。
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5 護佐丸敵討(ごさまるてぃちうち)/組踊
[踊り手] (あまおえ)宇座仁一 (鶴松)久場英 (亀千代)宮城茂雄 (母親)岸本剛 (供1)儀保政彦 (供2)具志堅朝堅 (供3)金城陽一 (きゃうちゃこ持)大湾三瑠
1719年に玉城朝薫(たまぐすく ちょうくん)が創作した「組踊五番」の一つです。御冠船踊(うかんしんうどぅい)の際に最初に上演された演目です。見どころの一つとしては、「七目付き」の型です。登場した阿麻和利が唱えをした後に派手に大見得を切る演技です。

伝統組踊保存会 護佐丸敵討1伝統組踊保存会 護佐丸敵討2
[第1場]
時は琉球各地に群雄が割拠していた古琉球時代、首里の第一尚氏がようやく天下の覇者になろうとしていた頃、勝連城主阿麻和利(あまわり)は天下取りの野望に燃えていました。しかし、首里を攻略するには、まずその前衛基地である中城城を滅ぼすことが先決だと考え、中城城主の護佐丸が首里攻略の準備をしていると、首里王府に嘘偽りを告げ、まんまと首里を騙し、護佐丸を討ち取ることに成功しました。阿麻和利は護佐丸の子孫を根こそぎにして後顧(こうこ)の憂いもない今、さらに首里城をも攻め滅ぼす機会を伺っていました。そんなある日、気晴らしのため臣下とともに野遊びをすることにし、家来たちにその準備を命じます。

伝統組踊保存会 護佐丸敵討3伝統組踊保存会 護佐丸敵討4
[第2場]
阿麻和利が死んだと思っていた護佐丸の子供たち二人は、戦乱の中を乳母に抱かれ南に落ち延び、義臣国吉比屋にかくまわれ成長し密かに父の仇を討つことを狙っていました。二人はある日、阿麻和利が野遊びをすることを聞きつけ、父の仇を討つ千(せん)載(ざい)一(いち)隅(ぐう)の機会であると思い、母にそのことを願い出ます。母は二人に父の形見の守り刀を与え、十分気をつけて事にあたるようにと論し、悲しみのうちに別れます。

伝統組踊保存会 護佐丸敵討5伝統組踊保存会 護佐丸敵討6
[第3場]
吉日を選んで阿麻和利が三人の供を連れ野遊びのため登場し、酒盛りを始めます。そこへニ童(鶴松と亀千代)が懐に守り刀を忍ばせ、踊り子になりすまして阿麻和利に近づきます。美しいニ童に魅せられた阿麻和利は二童にお酌と踊りを要望し、酔った挙げ句、武士の魂である太刀や軍配、着物まで褒美としてあげてしまいます。すっかり油断して丸裸になった阿麻和利を、二童は首尾よく討ち取り、めでたしめでたしとなります。

【解説】 儀保榮治郎著「組踊入門」から抜粋。
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舞踊・組踊立方 重要無形文化財「組踊」伝承者
舞踊地謡 重要無形文化財「組踊」伝承者
歌・三線 前原信喜 新城治 金城幸浩 金城善雄
宮里秀明
仲田治巳
胡弓 嶺井敦弘
太鼓 新里哲志
舞踊立方指導 島袋光晴(重要無形文化財「組踊」保持者)
地謡地謡指導 中村一雄(重要無形文化財「組踊」保持者)
組踊
地謡
重要無形文化財「組踊」伝承者
歌・三線 新城雄一 山城充幸 仲宗根盛次 中村昌光
名嘉ヨシ子
喜舎場孫妙
胡弓 照屋健
太鼓 国場秀治
組踊立方指導 瀬底正憲(重要無形文化財「組踊」保持者)
組踊地謡指導 中村一雄(重要無形文化財「組踊」保持者)
字 幕 中村一雄
アナウンス 宮城昭美
・ページのトップ ・公演プログラム
会の活動歴
1972年 ・「組踊」国の重要無形文化財に指定
1972年 ・昭和47年沖縄県芸術祭第1回 古典芸能公演に出演(以降毎年)
1973年 ・国・県指定無形文化財芸能の部 後継者(組踊伝承者)養成事業開催(以降毎年)
1989年 ・第1回 伝統組踊保存会公演を開催(以降毎年)
1994年 ・組踊県内普及公演を那覇市にて開催(以降、毎年3〜4つの市町村で公演)
1995年 ・文化庁の助成で、「組踊特別鑑賞会」の全国公演第1回を岩手県でスタートする。平成7〜8年度は年間4県、平成9年度からは復活2演目を加えて6県で開催。平成16年度で全国一巡し、現在は二巡目の公演を実施している。
2000年 ・文部省より感謝状授与(文化財の保護に尽力した功績に対し)
2003年 ・「重要無形文化財指定30周年」伝統組踊保存会30周年記念公演開催
・平成15年度県文化功労者表彰を受ける(組踊の保存、普及および指導者養成に積極的に取り組んだ功績に対し)
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サイト内の目次
 ・かりゆし年間スケジュール
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 ・沖縄県立郷土劇場のページ
 ・沖縄芝居萌葱の会のページ
かりゆし芸能公演の目次
 ・4/13 渡嘉敷流 あけぼの乃会
 ・4/20 宮城流 朱之会
 ・4/27 島袋流 千尋会
 ・5/4 琉球民謡伝統協会
 ・5/11 琉舞 寿乃会
 ・5/18 玉城流 円の會
 ・5/25 玉城流 冠千会
 ・6/1 柳清本流 柳の会
 ・6/8 玉城流 喜納の会
 ・6/15 玉城流 煌扇会
 ・6/22 玉城流 敏風会
 ・6/29 八重山伝統舞踊勤王流 トキの会
 ・7/6 柳清本流 末乃会
 ・7/13 8/31に変更なりました
 ・7/20 安座間本流
 ・7/27 沖縄伝統舞踊保存会
 ・8/3 伝統組踊保存会
 ・8/10 勤王流 八重山舞踊保存会
 ・8/17 島袋本流 紫の会
 ・8/24 おやすみです
 ・8/31 親泊流 八重の会
 ・9/7 玉城流 玉扇会
 ・9/14 琉舞 道扇会
 ・9/21 美和の会
 ・9/28 秋の特別公演 演劇 1日目
 ・9/29 秋の特別公演 演劇 2日目
 ・10/5 宗家眞境名本流 眞薫会
 ・10/12 玉城流 華豊の会
 ・10/19 玉城流 てだの会
 ・10/26 玉城流 扇寿会
 ・11/2 柳清本流 柳清会
 ・11/9 玉城流 七扇会
 ・11/16 真南風流 美ら会
 ・11/23 玉城流 翠扇会
 ・11/30 琉舞 藤の会
 ・12/7 舞踊集団 花やから
 ・12/14 貞扇本流 貞扇会
 ・12/21 松含流
 ・12/28 おやすみです
 ・1/4 おやすみです
 ・1/11 渡嘉敷流 守藝の會
 ・1/18 乙女椿
 ・1/25 玉城流 翔節会
 ・2/1 宮城流 鳳乃会
 ・2/8 真踊流
 ・2/15 真境名本流
 ・2/22 真南風流 真紀の会
 ・2/29 琉舞 にぬふぁぬ会
 ・3/7 春の特別公演 太圭流 華の会
 ・3/14 春の特別公演 演劇 1日目
 ・3/15 春の特別公演 演劇 2日目
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